2011年12月30日

オススメの本を見つけた!

今年最後のブログアップ。

どんな内容にしようかとても迷ったのですが
下記の本の紹介を年末の挨拶と致したく。。

個人的には、今年一番のヒット小説でした。


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「ひなた弁当」 山本甲士 著 中公文庫660円


かわいらしいこのタイトル、
驚いたことにストーリーの中に
フェアトレードショップが登場します!

小説の中にフェアトレードショップが登場するのは、
自分が知る限りでは史上初のこと。

それだけでも個人的には嬉しいことなのですが、
この本を読みすすめていくうちに
いろんな人にこの本を紹介したいと思いました。

主人公は気の弱い49歳のサラリーマン。

ひょんなことからリストラされてしまい、
新たな仕事を必死で探すも再就職は叶わず。

家庭の中でも居場所がなくなり、
ノイローゼ寸前まで追い込まれた主人公が、
ふとしたきっかけで見つけた公園のドングリが、
その後のライフスタイルを一変させていく・・・

出だしのあらすじはこんな感じなのですが、
このあと繰り広げられる
ドングリ、野草、川魚の「ご近所狩猟ライフ」
そしてそれらを素材にして始める
「地産地消のミニミニビジネス」は
どれも興味深いもの。

小説ではあるものの、
こんな生き方、暮らし方、
豊かさがあるのだなと思わせる貴重な本でした。


狩猟ライフは「あたりまえの自然」や
「より添える自然」があってこそ成り立つもの。

野の草を摘み、木の実やキノコを採り、
魚を釣るときに、原発事故と放射能のことを
思わずにはいられない人も多いと思います。

僕自身この本を読んで、
あたりまえがあたりまえでなくなってしまったことに
あらためて気づき、その切なさを多いに感じました。

しかし一方で、
主人公が始めようとする「ミニミニビジネス」、
量的インパクトは小さいかもしれない
「小さな手仕事ライフ」にフェアトレードが重なって、
希望を感じずにはいられませんでした。


「ご近所狩猟ライフ」「地産地消のミニミニビジネス」
いやいやこれはもはやフェアトレードライフ・ストーリーか。

フェアトレードの「フェア」に通ずる
「フェアな生き方・暮らし方」を考えさせてくれる
ダウンシフトな一冊。

ぐらするーつでは販売していませんが、
書店で探して、ぜひ年末年始にご覧下さい。


2011年、たくさんの方々の支えを
感じずに入られない年でした。

2012年、新しい年が
希望に満ちたものとなりますように。
(そのためにも、この本オススメです)

本当にありがとうございました!