2008年01月31日

「フェアトレード研究会」でのこと

昨年の秋頃から、某研究所主催の「フェアトレード研究会」に参加しています。毎月1回のペースで、フェアトレード団体やフェアトレード関係者が20名くらい出席。なかなか慣れない雰囲気と場所なので、行く前はいつも微妙な緊張感が自分の中に漂います。でも、参加してみると「勉強になったな」と思うことが多いのです。


昨日は、フェアトレードのコーヒーを独自に輸入販売している、某スーパー・コンビニを傘下とする流通最大手企業の方をお招き。ここぞとばかりにフェアトレードへの取り組みについて、根掘り葉掘りお話を伺いました。

いやな顔一つせず、丁寧にお話ししていただきました。小売業を続けていく上で「平和」「人間」「地域」が土台になること。潜在化したニーズを顕在化させていくこと。そのなかでフェアトレードに出会ったこと。今後のフェアトレードへの取り組みについてなどなど。。

お話を伺い、率直なところ実に素敵な会社だと思いました。

ところで、実は自分の中に、ちょっとした「スーパー・コンビ二アレルギー」があります。一方で地方のお取引先のお店の方に「あそこに○○(その某スーパーです)ができてね、フェアトレードに関心のあるお客さんを持っていかれはしないか心配・・」という声、今までに複数聞き及んだこともあります。


そこで一つ質問してみました。
「傘下のスーパーのフェアトレードコーヒー売り場に、その地域にあるフェアトレードショップの情報を添えさせていただくことは可能でしょうか?」

そのスーパーでフェアトレードに関心を持った方に、地域のフェアトレードショップを紹介することでより深化していくことができると思ったのと、頂いた会社のCSRレポートに「地域の商店との共存を・・・」と書いてあったので、ついつい聞いてみたくなったのです。

担当の方は最初は質問にびっくりしていました。僕もこちらの真意がきちんと伝わっていないだろうなと思ったのです。

頂いたお返事は
「例えばそのお店のチラシの類をそこに置いておくというのは、たぶん無理だと思います。」
やっぱり・・・・

しかしそのあと
「でも『ショッピングセンター』という資産を、もっと地域の方に有効に使っていただきたいと思ってはいます。例えば期間限定でそういうお店の方に出店して頂く、ということは考えても良いかもしれません」
とのこと。ちょっとびっくり。。


「スーパー・コンビニには負けられない」そんな思いがふともたげるときがあります。今さら「勝ち負け」ではもちろんないのですけどね。

地域や人のつながりをいきいきとさせていくために「スーパー」と「フェアトレードショップ」の共演?協演?競演?はたまた饗宴なんてことはあるのでしょうか? 

どうなるのだろう。。

ちょっと楽しみだ。

つくづく、目指したいのは「丁寧な暮らし」であり、そんな「生き方の提案」なのだと思う次第。

投稿者 grassroots : 2008年01月31日 11:16